失敗しない建設業許可
これから建設業の許可を取得しようと思い、失敗せずに許可を取得するにはやはり専門家である行政 書士に任せるのが最も確実です。
ですがインターネットなどで検索すると、たくさん行政書士が上がってきて誰にお願いすればいいのか迷われるかと思います。
そんな時に参考になればと、行政書士事務所選びのポイントをご紹介します。
行政書士の業務は非常に幅広く、やはり得意分野や不得意分野が存在します。
やはり頼るべきは、建設業を得意とする事務所です。よく業務実績や取引件数を公開している方も多くおられます。
実績が多い、もしくは業務経歴が長いなど、実績数や経験の長さで判断するようにしましょう。
最近では10万に満たない金額で新規許可取得します、と掲げる事務所もあります。もちろん安く済むに越した事はありません。
ですがその場合は、追加料金を請求されたり、申請書類の作成や準備までもお客様に負担し てもらう事も少なくありません。
また安心材料として「返金保証」と書かれていたとしても、許可取得に費やした時間は戻りません。
それらの事も考慮して、金額だけに惑わされず、事務所を見極める必要があります。
また建設業許可は一度きりの事ではありません。毎年の決算変更や許可更新など、許可を維持する費用も必要です。
新規許可は低価格でも更新は割高、となるとトータルコストは高くなる可能性もあります。今後の事も考慮して、トータルコストを想定する事も必要です。
許可取得にあたってのやり取りの中で、やはり事務所の対応力は重要です。
何か質問があったとしても、それに対しての返答が内容にもよりますが1日以上要したり、その問題だけで長引いてしまったりするようでは対応力があるとは言えません。
まずは無料相談などで質疑応答し、感触を確かめる事も大事です。
許可取得は全国もちろん可能ですが、建設業許可に関してはローカルルールも多く存在します。
やはりその地域での実績は、同じ地域で取得する場合に糧になります。
また対応力の問題でも、例え電話やメールなどやり取りのデジタル化で便利になったとしても、ハンコの押印などデジタルでは対応出来ない事も少なくありません。
やはり近隣の事務所のほうが、その点で有利だと言えます。
建設業の許可を取得した場合、今後も決算変更や更新などで行政書士とは長いお付き合いになります。
そうなると、やはり信頼関係の構築はとても重要です。実際に対面してみて、「この人になら頼める!」と思える人物かどうかをしっかり判断しましょう。
上記のように、5つポイントを挙げてみました。インターネットで上位表示される事務所=能力が高い、 というともちろん違います。
ですから、実際に会ってご自分の目で見て、話を聞いて吟味してください。